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【2020年秋アニメ】ジャンル別レビュー「残酷系欝系作品」

画像引用元:アニメ公式サイトより

2020年秋アニメ中盤(1話~7話まで)の感想、紹介レビュー記事第4弾です。
今期は面白い作品が非常に多いので、見逃している作品もあるのではないでしょう。ここで一度今期のアニメは振り返ってみませんか?
そういった趣向の、レビュー記事になります。
既に観ている方も、作品の注目点を紹介しているので、読んでみて下さい。

一気に紹介すると、読むのも大変になってしまうので、ジャンルに分けて紹介していきます。今回は残酷系欝系作品です。
前回は
戦う女の子作品編
癒し系作品
俺SUGEEE系作品
を紹介しました。
今後は、
感動系泣き系作品
バトルファンタジー系作品
濃いネタ系作品
を紹介予定になっています。

100万の命の上に俺は立っている

画像引用元:アニメ公式サイトより

ゲーム世界に召喚された主人公のサバイバル作品

ゲームっぽい異世界に飛ばされた主人公が現地で……系の作品です。なろう作品かと思いきや、実は別冊少年マガジンで連載されている漫画が原作。その為か、なろう定番である俺TUEEE展開は控えめですね。主人公たちは現地人よりは多少強いもののかなり苦労するシナリオになっています。
雰囲気的には、気ままな異世界ライフや異世界無双系ではなく、デス・ゲーム系の作品に近いですね。異世界で死んでも生き返りはするものの、主人公たちは結構な頻度で死んでおり、条件によっては生き返ることもできず本当に死んでしまう可能性もあります。
この様に、少し切羽詰まった様な空気があるアニメですね。なろう作品と同じ世界観で、別種の雰囲気を味わえる作品と言えるでしょう。

好き嫌いが別れる!? ザ陰キャって感じの主人公

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最大の欝ポイントがストーリーではなく、キャラクターにあるのがこの作品の特徴。まず、異世界系作品にありがちな主人公アゲアゲ展開が殆どありません。寧ろ、主人公の陰キャ思考に周囲が引いている様なシーンが多数見受けられます。主人公の性格も絶妙に悪く、そういう展開も仕方がない場面も。その為、視聴者的には「あまり主人公に入り込みたくないなー」と言う印象を抱かせていますね。
そんな性格になったのはいじめが原因であるみたいシーンも流れますが、性格の悪さが改善されることも、トラウマが解消される気配もありません。この先ずっとこの性格の主人公でやっていくのは、観ていて少し気が重いですね。

1番の不安点は作画?

このアニメを観るにあたって1番の問題点は作画です。今期のアニメの中では1番微妙な作画をしており、ザ低予算アニメって感じの作画になっています。作画が崩壊している程のシーンはありませんが、全体的にいい作画と言えるシーンがありませんね
特に戦闘シーンが酷いです。本当にバトルアニメなのかと驚いてしまうほど迫力がありません。躍動感がないアニメーションと言えばわかりやすいでしょうか。盛り上がる筈のシーンでも、作画のせいで微妙な空気になっているのが残念ですね。

ひぐらしのなく頃に業

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残酷ループ作品 いつもの『ひぐらし』

いつも通り雛見沢で起こる怪死事件を扱ったホラーサスペンス作品。
既存の『ひぐらし』との違いは、キャラデザだけではなく、これまでのストーリーをオマージュしている点にあります。最初の鬼騙し編は鬼隠し編と罪滅し編のオマージュ、次の綿騙し編は綿流し編と目明し編のオマージュ。もしかすると、続編よりもリメイクの様な印象を受けるかもしれませんね。
それでも、『ひぐらし』業が続編だと言われているのは、オマージュ元のストーリーとは異なる結末を迎えるからです。その為、『ひぐらし』を全て観ている人でも、驚く様なシーンが多数登場します。特に死亡フラグを回避したにも関わらず、悲惨な結末を迎えてしまう展開には、考察が捗るのではないでしょうか。
こういった点から、『ひぐらし』業はファン向けの作品と言えるでしょう。勿論、新規の人でも楽しめない事はないと思いますが、先ほど説明した様に、前作との違いを楽しみ考察する様な作品なので、前作を知っていないと楽しめない部分がたくさん含まれている様に感じます。

新キャラデザでも雰囲気十分

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『ひぐらし』業がリメイクだと思われていた1番の原因は、キャラデザが新しくなったことです。これまでのシャープでのっぺりとしたデザインから丸く色合いのハッキリとしたキャラデザに変更されています。どちらにしろ、今時のデザインではありませんが、昔より可愛らしいデザインになったと言えるでしょう。
キャラデザ変更で1番懸念されていたキャラの雰囲気問題ですが、これは意外と損なわれていませんでした。昔のデザインでも結構怖かったですが、今デザインでもそれなりの雰囲気は出せている様に感じますね。
昔は、デザインそのものに恐怖を感じました。それに対して、今のデザインは日常の可愛らしい表情との落差で恐怖を作っている感じですかね。個人的には、昔のデザインの方が良かったですが、まぁ今のデザインでも、全然『ひぐらし』の雰囲気を出せていると思います。

少し蛇足な気がする?

リメイクではなく続編と聞いて、嬉しさもある反面。一度完結したにも関わらず、これ以上どうやって物語を展開していくのかという不安も感じてしまいますね。
『ひぐらし』は1期2期で一度綺麗に完結。伏線も謎も解決し、3期なども、続編というよりもファン作品の様な内容でした。それを無理やり続編と言われても、2期で得た感動や達成感の様な感情を味わえるのか疑問に思ってしまいます。
また、蛇足感じる1番の原因がこれまでのストーリーをオマージュしている点にもあるのです。確かに昔のストーリーとの違いを楽しめる、考察できるというメリットはあります。しかし、今回の『ひぐらし』業では、8割9割同じストーリーを見せられているわけですよ。まぁ飽きますね。序盤4話までの鬼騙し編では、オマージュという驚きがありましたが、次の綿騙し編では「またオマージュかよ」という飽きの様な感想を持ってしまう方も少なくはないでしょう。
全体的に今まで『ひぐらし』とは違い物語の情報量が少なくなっています。こうなるくらいなら「素直にリメイクでも良かったのでは」と考えてしまいますね。

無能なナナ

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叙述トリック、頭脳戦、騙し合いが魅力

所謂、第1話で騙される系の作品叙述トリックを利用し視聴者に勘違いさせる展開が多く、驚ける、感心できる様な作品です。
この作品は、何の能力も持っていない主人公が頭脳と洞察力だけで、超能力者を暗殺していくと言った内容になっています。雰囲気的には『デスノート』の様な頭脳戦がみれる作品ですかね。しかし、頭脳戦と言っても、主人公が一方的に他のキャラを騙していく感じです。
未来予知や時間遡行、死者蘇生、などの強力な力持った能力者を如何にして殺すかが、この作品の面白いポイントと言えるでしょう。
バンバンキャラが死んでいく作品ですが、血なまぐさい展開は殆どなく、綺麗に殺されていきます。綺麗な死体と言えばいいのでしょうか。その為、人が死ぬ作品にも関わらず、グロ耐性がない人も楽しめる作品となっています。
緊張感のある展開、頭脳戦が好きな方にはオススメのアニメと言えるでしょう

ストーリーに工夫がある、超テンポがいい作品

画像引用元:アニメ公式サイトより

序盤は1話で1人の能力者を殺していく、かなりテンポのいい作品で、観ていて飽きません。能力者の能力が判明、その能力に対抗するための作戦、能力者を殺害、これが1話に詰められている内容。主人公がピンチになり逆転という物語の山場もあり1話で非常に満足できる作品だと言えるでしょう。
物語の引きもよく考えられており、毎回主人公のピンチで終わります。次は「どう解決するんだ?」という視聴者の興味を誘っていますね。
物語の背景を説明するのも上手く、大前提である「なぜ能力者が暗殺されるのか」という少し複雑な背景も2話でわかりやすく解説されます。その為「無能力者が能力者は頭脳で殺していく」という作品のテーマに集中できる様になっていますね。

楽しむためには、騙される側の気持ちが大事

この作品を楽しむのに重要なのが、頭脳戦を素直に受け止めるという点です。当然ですが、物語なので少し無理のある展開や、考えてみると「こんなので騙されるのか?」と疑問に思ってしまうことがあります。しかし、そういった点に文句をつけていると物語を楽しめません。そこで、この作品の登場キャラの思考状態、心理状態を考慮する必要があるのです。
まず、この作品の能力者……。つまり騙される側ですが、彼らは基本的に油断しています。要は自分が騙される可能性があると考えていないわけですね。
また、能力者たちは強力な能力を持っている分、驕りがあります。自分の能力を過信していると言えばいいでしょうか。そういった油断から人を疑い難い精神状態にあると言えるでしょう。それに加え、登場する能力者は中高生くらいの年齢です。精神的に、思考的に未熟と言えるでしょう。
この様に騙されやすい環境が作られていると考えると素直に主人公が繰り広げる頭脳戦を楽しめます。

アクダマドライブ

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犯罪者たちの群像劇

様々な犯罪のプロフェッショナルが集まり、大きな犯罪を犯す系の作品。基本的に、犯罪者集団と犯罪を阻止しようとする警察のような組織との戦いが中心です。
ちゃんとした主人公はいますが、他の登場人物にも焦点が当てられる群像劇の様な作品ですね。一般的な群像劇は、異なった勢力に属する人間に焦点を当てるのに対して、この作品では、同じ勢力に属しているキャラそれぞれに焦点が当てられます。物語的にはキャラそれぞれが、かなり自分勝手に動いているのに、奇跡的に噛み合う感じでしょうか。そのデコボコさが、この作品の面白い点です。
プロフェッショナルが集まっているわりに、場当たり的なところがあり、綿密な作戦を立てて犯罪に及ぶ頭脳系の作品ではなく、キャラの個性を前面に押したてたノリと勢いの作品と言えるでしょう。

近未来的独特な世界観

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この作品の特徴として1番注目したいのが、独特な世界観です。現代よりも高度に科学が発展している側面もありながら、一方で現代よりも荒廃した世界でもあります。説明するのも面倒なほど、特殊な世界観をしており、説明を聞くより一度見たほうが早いです。その特殊な雰囲気から合う人と合わない人がハッキリと分かれてしまいそうでもありますね。裏設定がしっかりと練られていそうな世界観なので、ハマる人はどっぷりとハマるのではないでしょうか。
独特な世界観であるため、謎の価値観(宗教の様なもの)なども登場するのでそういったのを理解するのが嫌いな人には受け入れられないかもしれませんね。

主人公のポジションが特殊

主人公は、人気漫画ONEPIECEで言うところのウソップのようなポジションです。
犯罪のプロフェッショナルが集まり犯罪を犯す作品でありながら、主人公の職業は、実は一般人。犯罪者と勘違いされ巻き込まれたという立ち位置で物語が始まります。
そのため、バトル展開、犯罪技術パートではお荷物状態。犯罪者の異常性に驚いたり、常識を説いたりする、リアクションが主な役割りです。
特殊な能力を何も持っていない主人公ですが、数々の修羅場を度胸や運で乗り切っていきます。しかも、巻き込まれていく程に、ドンドン一般人からかけ離れた状況に陥ていく様子は、まさにウソップのそれ。主人公は何もしていないのに大犯罪者になっていく様子は一種のギャグの様でもありますね。

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