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『Fate』桜が衛宮家に通う驚きの理由?劇場版『Heaven’s Feel』だけじゃわからない部分を徹底解説

引用:アニメ公式サイトより

『Heaven’s Feel』には、尺の都合上カットされてしまった為、よくわからなくなってしまったシーンや物事があります。
『Fate』を観ていて「これどういうこと?」と思った方もいるでしょう。
そこで今回は『Fate』シリーズを通してアニメでは語られていない作品の真実について解説していこうと思います。

桜が衛宮家に通うのは命令されたから!?

引用:アニメ公式サイトより

『Fate』作中では、桜が足繁く士郎の家に通っている様子が描かれています。
普通に考えれば、好きな先輩の家に通っているだけに思えますが、桜は普通の女の子ではありません。彼女は士郎の家に通い始めるまで、間桐で行われている過激な修行により心を病んでいました。
そんな女の子が突然、士郎の家に通うようになるなんておかしいですよね。
桜が衛宮家に通うことになったのは、ちゃんと別の理由が存在するのです。

『Heaven’s Feel』では、バイトで怪我をした士郎をフォローするために桜が衛宮家を訪れたと解釈できるシーンがありました。
ここから、桜が衛宮家に通う理由は、桜か慎二が士郎に怪我をさせたからでは?と推測することができます。しかし、それだけが理由ではありません。
桜を動かした本当の理由は、士郎の監視が目的になります。
間桐家当主、間桐臓硯は士郎が切嗣の養子であることを知っており、士郎が魔術師として、どれほど優秀なのかを調査するために、桜を衛宮家に通わせたことが始まりなのです。つまり、間桐臓硯の命令がそもそもの理由になります。
これは、ちょっと知りたくなかった類の真実かもしれませんね。
しかし、その後も衛宮家に通い続けたのは、桜の意志であり間桐臓硯の命令ではありません。これが、その後の桜にとって大きな救いとなったことを考えれば結果オーライと言えるでしょう。間桐臓硯は作中ロクなことをしませんが、これだけはグッジョブと言えるかもしれませんね。

桜のリボンは姉妹の絆

引用:アニメ公式サイトより

『Heaven’s Feel』では、桜が自分のリボンを触る様子が何度か描かれています。
これらのシーンから、あのリボンが思い出の品であることはわかりますが、作中では誰がどんな理由で送ったのかはイマイチはっきりしません。
まぁ桜と好意的な関係にある人物は非常に少ないので、士郎、凛または大河から送られたモノであることは簡単に推測できますよね。
では、3人の内の誰かということなのですが、答えは幼き日の凛になります。

このリボンは桜と凛に残された唯一の絆のようなものなのです。間桐に引き取られた桜は、これまで持っていた遠坂との繋がりの一切を無くしてしまうことになりました。その中で唯一残ったのがこのリボンです。
これは桜と凛がまだ本当の姉妹だった頃、凛が初めて作った魔術品であり、凛が桜に譲ったものになります。
桜がこのリボンを触っている時は、今はもう姉と呼べなくなった凛のことを考えていたのではないでしょうか。
また、リボンが関係するシーンとして士郎に家の合鍵をもらった場面で桜が「大切な人から物をもらったのはこれで2度目です」と言います。つまり、1度目がこのリボンになる訳ですね。
そのまま流してしまいそうなセリフですが、桜が如何にこのリボンを大切に思っているかが伝わるセリフだったと言えるでしょう。

HFのライダーがクソ強いのはなぜ?

引用:アニメ公式サイトより

皆さん「第五次聖杯戦争で最弱のサーヴァントは誰なのだろうか?」と考えたことはありませんか?
『Fate』に登場するサーヴァントはどいつも強力で、またルートにより活躍の幅も大きく変化します。しかし、今までのアニメ情報からおそらく、一番弱いと印象に残っているサーヴァントはライダーではないでしょうか。
ライダーは、セイバールートでも凛ルートでも一番早くに脱落するサーヴァントになります。聖杯戦争における前座のようなキャラクターとして描かれることが多いので、ライダー=最弱というイメージが付いてしまっているのでしょう。
しかし、このライダー『Heaven’s Feel』3章で大活躍します。
それは「こいつこんなに強かったのか」と驚く程。
実はライダー、味方にいるとクソ弱いの敵に回ると厄介な騎士王サマと違い、味方なると強い、非常に有用なキャラクターなのです。なぜ味方になったライダーが強いのかと言いますと、理由は大きく2つあります。

マスターが慎二か桜かの違い
マスターとサーヴァントの間の信頼関係の有無

まず第一に、マスターが慎二の時と桜の時ではライダーの能力に大きな差がでます。
この差は、士郎がマスターのセイバーと切嗣がマスターのセイバーで能力に大きな差が出ていたのと同じです。サーヴァントは己の強さ以外にもマスターの素養によって大きな補正を受けることになります。
つまり、魔法も使えない慎二がマスターでは、ライダーは思うように力を発揮することもできず、ましや宝具の開放もままならない状態だったと言えるでしょう。
『Heaven’s Feel』ではそんな慎二から、桜がマスターになったことによって飛躍的にライダーの能力が向上した訳ですね。

もう1つの理由は信頼関係と言うよりも、単純にライダーのやる気が原因になります。
サーヴァントはただマスターの命令に忠実な下僕という訳ではありません。マスターとサーヴァントの間にも相性というものがあります。
『Fate/Zero』でのギルガメッシュと遠坂時臣の関係をイメージして頂ければわかりやすいでしょう。どんなに遠坂時臣が望んでいても、ギルガメッシュが乗り気ではない場面が多々ありましたよね。
やる気になれば簡単にできることでも、その気になっていなければ上手くできないことがサーヴァントにはよくあるのです。
「なんだそれは、遊びじゃねーんだぞ」と言いたくなりますが、我の強いサーヴァントにはかなり重要なようで、慎二がマスターをしていたライダーが弱かった原因もこれになります。
そもそも、ライダーが慎二をマスターとしているのは、桜の令呪によって無理行われていることなので、これ自体がライダーのやる気を削いでいるのです。
また、慎二の陰湿なやり方もライダーは気に入っておらず、やる事成すこと嫌々といった状態。ましてや、士郎は傷つけないという条件でマスター権を慎二に譲ったのにも関わらず、慎二は士郎を害そうとします。
本来のマスターが望んでいることと、全く別のことをする慎二がマスターでは、ライダーもやる気がでないことでしょう。
ライダーが士郎相手に、ちょくちょく手加減していたのは遊んでいたのではなくこれが原因となります。
これらの理由から、ライダーは本来の技の冴えが出ず、雑魚キャラになってしまったのです。
逆に言えば『Heaven’s Feel』のライダーは、本来のマスターの望み、また本来のマスターのための行動だったので、これほどの強力な力を発揮したのでしょう。

桜はなぜあんな家へ養子に出されたのか?

引用:アニメ公式サイトより

桜は遠坂の家から間桐の家へ養子に出され、そこで酷い目に遭っています。
普通に考えれば、こんな家に養子に出すこと自体が間違いで、娘を千尋の谷に突き落とすどころの騒ぎではありません。
しかし、これにはちゃんと理由が存在します。
これに関しては、普通の考えではなく、魔術師固有の考え方を理解しなければなりません。

そもそも原因は、魔術師というものが一子相伝で、自分の子供1人のみに魔術を継承させることにあります。そのため、子供が複数居る場合は、長子または、魔法の素養が高い方に魔術を継承させ、もう片方は一般人として生きていくことになるのです。
遠坂家で言えば、長子である凛が遠坂の魔術を継承することになります。
本来ならば通例通り、桜は魔術から距離を置き一般人として暮らす選択肢があったのですが、桜は凛に劣らないほどの魔術の才能がありました。
魔術業界では、そういった魔術の才がある人間は珍しく、常に多くの組織が狙っています。つまり、桜の才能は、なんの対抗手段も持たない一般人として生活するには誘拐や拉致の危険が高すぎたのです。
また、遠坂時臣もそんな桜の才を埋もれさすには惜しいと考えていました。
そんな折に、同盟関係にある間桐の家が断絶寸前で、養子を探しているという話が出てきます。
そこで、遠坂時臣は桜の才能を腐らせることなく、優秀な魔術の教育も受けられるであろう間桐の家に桜を養子に出すことにしたのです。
「いやいや、そのせいで桜は酷いことになっているんだが?」と思いますよね。
しかし、これも仕方のない理由があります。
魔術とは、各家でかなり厳重に秘匿されたものであり、たとえ同盟関係にある家であっても間桐の魔術がどんな修行を必要とするかを、遠坂時臣は知らなかった可能性が高いのです。特に、遠坂家では知識と鍛錬という王道的な修行を行ってきました。そのため、間桐の人道に反する修行に気づかなかったのではないでしょうか。
結果的に残酷な選択となりましたが、遠坂時臣自体は、非人道的な人物ではなく、かなり娘を可愛がるタイプの父親でした。そういった部分を考えると、桜を間桐の家へ養子に出すというのは、遠坂時臣の中では、かなりナイスなアイデアだったのではないでしょうか。大事な局面でどこか抜けている遠坂家らしいミスの結果と言えます。
魔術師の考え方は理解できない部分もありますが、武士道や騎士道のようなものと思えば、納得しやすいのではないでしょうか。

HFのエピローグでライダーが現世に留まっていたのはどうやったの?

引用:アニメ公式サイトより

聖杯戦争で召喚されたサーヴァントは聖杯戦争終幕後、消えるもの。
しかし、時として現世に留まり続けるサーヴァントもいます。
『Fate/Zero』『Fate/stay night』と通して現世に留まっているギルガメッシュもその1人です。
サーヴァントが現世に留まるには、いくつか方法があるようですが、その中の1つが受肉になります。ギルガメッシュはこの方法により現世に留まっており、サーヴァントというよりも1人の人間として生きることができていました。
もう1つの方法がライダーの取った手段で、マスターとサーヴァントの契約を残した状態で現世に留まるというものになります。
そもそも、サーヴァントは聖杯とマスターの二重の魔力供給によって現世に呼ばれているのです。
通常であれば、聖杯が消失し聖杯からの魔力供給がなくなってしまえば、サーヴァントは現世に留まることができません。しかし、聖杯の魔力供給分をマスターが補えれば、聖杯がなくとも現世に留まることができるのです。
『Fate』原作では、あるルートでこの方法を使用し凛がマスターとなりセイバーを現世に留める結末がありました。
『Heaven’s Feel』のライダーも同じ方法を使用したのでしょう。
そう考えると、セイバールートでセイバーが己の時代に帰った展開は「なんだかなぁ」と感じてしまいますね。
まぁセイバールートでは、そもそも士郎にセイバーを現世に留めておくほどの魔力供給は無理だったわけですが……。
しかし、セイバーと士郎が現世で生きていく展開も見たかったと感じる方は多いのではないでしょうか。

以上が、『Heaven’s Feel』の疑問点に対する解説になります。
『Heaven’s Feel』は劇場版とするには、3部作としても尺が足りないストーリーです。他にも多くの疑問があるでしょう。
それらは、またの機会に解説することにします。

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